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メールマガジン 2019年 3月号

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 春秋社 メールマガジン

        2019年3月号【Vol.009】
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◇2018年、春秋社は創業100年を迎えました◇


■目次■
▼新刊案内(2・3月刊行)
▼近刊案内(4・5月刊行予定)
▼重版情報 ▼100周年フェア開催中!
▼webマガジン「web春秋 はるとあき」
▼編集後記


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☆新刊案内(2・3月刊行)☆
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●千手観音と二十八部衆の謎
田中公明 著
四六判/208頁/2500円
【内容】インドでは見つかっていない千手観音像、それを守護する二十八部衆の起源、文法的に間違っている大悲呪など、千手観音にまつわる多くの謎を徹底解明。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-13428-3/
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●京都人のたしなみ
鳥居本幸代 著
四六判/200頁/1700円
【内容】生粋の京都人の著者が、ひそかな知られざる京都の魅力を語る。3つのキーワード「味わう・装う・逍遙する」から、隠された〈京都〉を読み解く、異色の京都探訪。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-48228-5/
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●40代以上の女性がやってはいけないこと ――体内時計を味方につけて健康になる
大塚邦明 著
四六判/232頁/1600円
【内容】オーロラ観光をしてはいけない。日めくり暦を使ってはいけない。……一体なぜ? 時間医学の権威が、意外な健康法を伝授。ストレスと体調の変化を経験しがちな中高年女性、必読。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-71411-9/
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●徳は知なり ――幸福に生きるための倫理学
ジュリア・アナス 著  相澤康隆 訳
四六判/376頁/3400円
【内容】よき生き方とは何かを問う徳倫理学。徳の本質を、実践における理性的思考の考察によって明確化し、我々の幸福をつくりあげるために不可欠のものとして示す類のない入門書。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-32372-4/
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●まちあるき文化考 ――交叉する〈都市〉と〈物語〉
渡辺 裕 著
四六判/384頁/2400円
【内容】文学散歩や映画のロケ地巡礼など、作品世界と紐づけられて生成・変容する都市のイメージと、あわいに生じた文化のありようを描き出す。小樽や軍艦島、ベルリンなどをめぐる全5章。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33368-6/
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●ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟
ドストエフスキー 著  頭木弘樹 編訳
四六判/272頁/1700円
【内容】あの名作がミステリー小説に! こよなくドストエフスキーを愛する編訳者が再構成。読破できなかった人も、これからドストエフスキーと出会いたい人も堪能できる新しい『カラ兄』の誕生。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-45503-6/
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●ヴァイオリン自由自在
西谷国登 著
A5判/200頁/1800円
【内容】もう小難しい理屈はいらない。テクニックの上達も練習の工夫もできるだけ簡略化して実践してみよう。テクニック修得とメンタリティを総合した学習のヒント。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-93798-3/

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★近刊案内(4・5月刊行予定)★  http://www.shunjusha.co.jp/coming.html
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(4月刊行)
『増支部経典 第六巻 原始仏典III』
中村 元 監修 前田專學 編集 河崎 豊/畑 昌利 訳(※河崎のサキの字は異体字:つくり上部が立のサキ)
「友愛」「資産家」「斎日」「地震」「完全な目覚め」「生き物の住居」「思念への接近」「超能力」など、第8集(全11章)と第9集(全10章)を収録。

『稽古の思想』
西平 直 著
「稽古」とはいかなる思想なのか。そこに秘められた「智恵」が意味するものとは。「稽古」を知の地平に解き放ち、東洋的心性のありかを探る好著。東洋的身体知の世界とは。

『正統とは何か〈新版〉』
ギルバート・キーン・チェスタトン 著 安西徹雄 訳
ユーモア作家にして鋭利な文明批評家チェスタトンが語る保守思想の名著。宗教、伝統、社会における正統な考え方とは何かを説き、社会的紐帯の本質を洞察する。

(5月刊行)
『良寛「法華讃」』
竹村牧男 著 全国良寛会 監修
良寛の深い仏教理解の見られる「法華讃」百二首を、新潟市所蔵の真筆をテキストに、原文と書き下しを載せやさしく解説。全編カラー口絵でその名筆も味わえる貴重な書。

『常行堂聲明譜・法則類聚 法儀2 續天台宗全書 第III期』
天台宗典編纂所 編
日光山輪王寺所蔵『常行堂聲明譜』(重文)『法則指南集』をはじめとする法則集諸本を収録。

『絵本 おしえてしょうぐうさん ~いのちのはなし~』
天台宗 一隅を照らす運動総本部 + さくらいひとし
「しょうぐうさん」が、さとるくんに、〈いのち〉の大切さを語り、みながいきいきと生きることの素晴らしさを語る、魅力あふれる絵本。おとうさん、おかあさんにもお薦め。

『明治大帝の誕生 ――帝都の国家神道化』
島薗 進 著
天皇崇敬が民衆の中で高まるのはいつか。日本で唯一「大帝」と呼ばれた明治天皇の崩御から、明治から大正に変わる時期の東京に焦点を当て国家神道をとらえなおす。

『道徳的完成主義 ――エマソン・クリプキ・ロールズ』
スタンリー・カヴェル 著 中川雄一 訳
クリプキのウィトゲンシュタイン解釈を斬り、ロールズ正義論の曖昧さを突き、ハイデガーの政治性を問い、核戦争の不安にカントの声を聞く、米国哲学の重鎮の重厚な思索。

『トランジション ――何があっても生きていける方法』
松本紹圭+三浦祥敬 著
人生百年時代を生き抜くためのキーワード「トランジション」。実はとても仏道的な概念だった! 悩める20代にMBA僧侶が現代に使えるトランジション的仏教思想を伝授。 『〈性〉なる家族』 信田さよ子 著 性虐待、ジェンダー、セクシュアリティ、性差別。タブー視されがちな問題をカウンセリング経験をもとに考察。力関係としての性を明るみにし、家族の今と未来を展望する。

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)
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☆重版情報☆
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長期品切れ書籍、久々の重版となります!

〇『レイアウトの法則 ――アートとアフォーダンス』
佐々木正人 著
2300円/12刷
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36028-6/

〇『シリーズ現代哲学への招待 自由と行為の哲学』
門脇俊介/野矢茂樹 編・監修
3600円/3刷
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-32324-3/

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★100周年フェア開催中!★
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春秋社の常備書店を中心に、創業100周年記念ブックフェアを開催いたしております。ぜひとも、お近くの開催書店へお出かけください。 開催書店は時期・期間・規模などがそれぞれ異なりますので、詳しくは小社または開催書店へお問い合わせください。

◆現在開催中の店舗一覧はこちら → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/752

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☆webマガジン「web春秋 はるとあき」☆
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2018年6月より小社のwebマガジン「Web春秋」が「web春秋 はるとあき」として、装い新たに生まれ変わりました!
https://haruaki.shunjusha.co.jp

☆新連載☆
「女に産土はいらない」三砂ちづる
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/678
看取るべき人も看取り、育つべき人も育った。自分の時間がいままでよりも自由に持てるようになった今、新しい色の日々を生きようではないか。世界各地を飛び回る著者のセカンドライフ・エッセイ。

「〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化誌」畑中三応子
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/685
舶来モノに目がなかった日本人が、いまや「国産」をありがたがる時代。一体、何が起きているのか? 食材から料理、加工技術、流通まで、「メイド・イン・ジャパン」の威光をはなつ物事の背景にせまり、”ほんとうのところ、どうなのか”を歴史的に検証。食と私たちのスリリングな関係をあぶりだす。

「ぼくらはまだ、ほんとうの旅を知らない」久保田耕司
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/684
〈旅〉とはなにか――〈旅〉に魅せられ、バックパッカーとして〈旅〉に生き、ついには旅行ガイドブックの編集者として〈旅〉を仕事にしてしまった写真家が、〈旅〉をめぐるさまざまな思考の旅へといざなう。

☆Close-up! この一冊☆
『ノマド――漂流する高齢労働者』(ジェシカ・ブルーダー 著 鈴木素子 訳)
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1395

『慈悲の瞑想――慈しみの心』(B・H・グナラタナ 著 出村佳子 訳)
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1401

『エドガー・ヴァレーズ――孤独な射手の肖像』(沼野雄司 著)
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1531

『秘教講義 1&2』(R・シュタイナー 著 高橋巌 訳)
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1641

★好評連載中★
「間合いとは何か」諏訪正樹・伝 康晴・坂井田瑠衣・高梨克也
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/665

「人と鳥の文化誌」細川博昭
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/649

「ソウセキ・コード」古山和男
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/636

「書庫冒険譚」川崎昌平
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/639

「やさしい気持ち」今井田博
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/637

「菌は語る――ミクロの開拓者たちの生きざまと知性」星野保
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/111

「極楽の原風景」若麻績敏隆
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/105

「希望のディアスポラ――移民・難民をめぐる政治史」早尾貴紀
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/101

「GEIJUTSU論――藝術2.0をさぐる思考の旅」熊倉敬聡
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/117

「空海とソーシャルデザイン」兼松佳宏
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/115

「大正・昭和前期の宗教と社会」島薗進
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/106

「イザベラ・バードの見た日本」赤坂憲雄
https://haruaki.shunjusha.co.jp/categories/118

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□編集後記□
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年度末は忙しい時期。猫の手も借りたいほどとは言うけれど、一匹の手(前足)だけでは足りないよ、という感じだ。 猫の手ももっとたくさんあればよいのにと思っていたら、千手まねき猫というものがあるらしい。こちらはたくさん福を招いてくれそうだが、本家の千手観音も多くの人を救済するために、手がたくさんあるとのこと。その特徴的な姿から、誰もが知っている観音さまではあるが、なぜそのような姿になったのかまで知っている方は少ないのではないだろうか。 そして、実は仏教の本場、インドではまだ千手観音像が見つかっていないことも知られていないと思う。そのほかにも間違いだらけのダラニがなぜか流布していたり、護衛の二十八部衆がいたりと、千手観音は実に謎の多い観音さまなのだ。その謎に取り組んだのが、このたび小社より刊行された田中公明先生の『千手観音と二十八部衆の謎』である。 昨年、三十三間堂の千一体の千手観音が国宝に認定され、同時に二十八部衆が見直され再配置されたが、著者もその作業に加わっており、そのときの知見が本書にも反映されている。インド・チベットにまでさかのぼる千手観音にまつわる歴史的冒険をこの春、味わっていただけたら幸いである。
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□春秋社 メールマガジン□ 毎月25日ごろ配信
発行:株式会社 春秋社
〒101-0021 東京都千代田区外神田2-18-6
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(TEL:03-3255-9611 FAX:03-3253-1384)
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■バックナンバー
2018年 12月号【Vol.007】 https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1631
2019年 1・2月号【Vol.008】 https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/1778

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