
『明治の御世の「坊っちやん」』(2017年10月刊)の著者によるスピンオフ連載。
前書では夏目漱石の『坊っちやん』が能楽の様式を借りた筋立てであり、江戸の戯作の手法によって当局の検閲を出し抜き、強権的な政府を批判し攻撃する諷刺小説であったことを明らかにしたが、本連載では、あの手この手で韜晦され、隠蔽され、偽装されている漱石の本意に迫る暗号解読の「鍵」を紹介していく。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
戦後・日本・モダンムーブメント
戦後を譲りわたす——日本の「モダン・ムーブメント」建築史 岸佑
「良き歌」の破壊者? ――ヴェルディと19世紀の「ヴェルディ歌手」たち
V.E.R.D.I. ヴェルディ 受容のリトグラフ 林いのり
母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
人と鳥の文化誌 細川博昭
世代間伝播のトラウマとポリヴェーガル理論【花丘ちぐさ】
社会を癒す「私」になる――マインドフルネスとポリヴェーガル理論が拓くケアのまなざし 井上ウィマラ × 花丘ちぐさ
すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
天才と出会う――サリエーリとモーツァルトの対話
音楽を描く言葉と身体──ふるまいのアナリーゼ 吉川侑輝
祖父と翻訳
言葉の舞台裏 演劇翻訳の悩ましき日常 小田島創志
シアトリカルということ、他
死にたがり読書録 吉田隼人