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メールマガジン Vo.035

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 春秋社 メールマガジン【Vol.035】
    2021年 12月 28日配信
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 巻頭言!
 2021年が過ぎ去ろうとしています。みなさま、たいへんお世話になりました。厚く御礼申しあげます。
 今年もコロナにふりまわされた1年だったかと思います。大勢で集まって騒ぐのは御法度、外出も憚られるとあっては、読書こそ、いまのわたしたちにふさわしい相棒でありましょう。
 出版社のポジショントークといわれるかもしれませんが、インターネットに膨大な情報があふれているといっても、それらの情報は断片的なものが多く、ある分野の全体像をつかんだり、論理の筋を追って理解するには向きませんから、書籍の重要性に代わりはないと信じております。
 もちろん私ども春秋社は、来年も変わらず良書を刊行していく所存であります。1月に予定されている書籍も、空海が密教のすばらしさを賞揚した名著の註解・松長有慶師の『訳注 弁顕密二教論』といった仏教書から、ポストモダン的な解釈を排し、自然主義者としてのニーチェを描きだしてニーチェ研究の最前線を示すブライアン・ライター『ニーチェの道徳哲学と自然主義』などの哲学書、あるいは、今年のショパン・コンクールでは日本人が2人も入賞しましたが、それではショパン・コンクールとは何なのか、その歴史と意義を解説する佐藤泰一氏の『ショパン・コンクール 1927-2000』など、多彩な書籍が目白押しであります。
 2022年も私ども春秋社をよろしくお願いします。そして来年がみなさまにとって実り多き1年になりますように。(K2)
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■目次■
▼編集部 Instagram 開設!
▼「じんぶん堂」好評連載中!
▼webマガジン「web春秋 はるとあき」
▼新刊案内(12月刊行)
▼近刊案内(1月刊行予定)
▼ネット決済はじめました!
▼編集後記


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◎ 編集部 Instagram 開設!◎
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 編集部では、このたび小社の刊行物についてより身近に感じていただくため、InstagramとFacebookページを開設いたしました。新刊のご案内のほか、編集部の日常や書籍編集の裏側などをお伝えしていきます。みなさまのフォローをお待ちしております!
◇Instagramアカウント → https://www.instagram.com/shunjusha_ed/
◇Facebookページ → https://www.facebook.com/shunjusha.1918/


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◎「じんぶん堂」好評連載中!◎
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出版社と朝日新聞社による、“人文書の魅力を発信していくプロジェクト”「じんぶん堂(powered by 好書好日)」では、著者みずから語る刊行書籍紹介や読み物など、魅力的な内容を毎週お届けしています。ぜひご覧ください! ※毎週木曜日更新

◇12月9日・16日 公開◇
近代人かつ反近代人を生き抜いた漱石の「原理的探究」の跡を訪ねて――『哲学する漱石』(上)→
https://book.asahi.com/jinbun/article/14489485
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恋愛摩擦に苦しんだ漱石の「人間であること」を描ききる眼とは?――『哲学する漱石』(下)→
https://book.asahi.com/jinbun/article/14489504

→ 書籍はこちらから 『哲学する漱石 ――天と私のあわいを生きる』
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393332399.html


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☆webマガジン「web春秋 はるとあき」☆  https://haruaki.shunjusha.co.jp
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●新連載ぞくぞく●
〇「坐禅の割り稽古 試論」  藤田 一照
「道元禅師自身は、「坐禅は習禅にはあらず」という言い方をして、只管打坐の坐禅とそれ以外の坐禅を区別しているのだ。」
【第一回】はじめに → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5451
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〇「戦後を譲りわたす--日本の「モダン・ムーブメント」建築史」 岸 佑
20世紀の日本の建築を読み解き、未来に継承するための建築史入門。
【序】戦後・日本・モダンムーブメント → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5481


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☆新刊案内(12月刊行)☆  https://www.shunjusha.co.jp/search/new.html
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●お寺を建てる! ――まるこの道心寺物語
露の 団姫 著
四六判/228頁/口絵4/1,760円
「いつかお寺を建てたい」という夢。降りかかる苦難。街なかの、宗派を問わず開かれた、心の駆け込み寺が開山するまでの旅路を、噺家ならではの軽妙な語りで振り返る。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393136478.html
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●碧巌の炎
木村 太邦 著
四六判/256頁/2,420円
禅の代表的な語録『碧巌録』百則を、当代随一の禅僧が提唱。『碧巌の雲』に引き続き、第84則から第93則までを熱く語る。禅の生きざまを求める人々に贈る、必読の書。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393144398.html
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●「弘法大師」の誕生――大師号下賜と入定留身信仰
武内 孝善 著
四六判/248頁/2,970円
921年、空海に大師号が与えられ「弘法大師」となった経緯、今もなお高野山奥院で生前の姿でいるという伝説。この2つの謎を史料から緻密に検討し真実に迫る初めての書。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393172940.html
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●ソクラテスと若者たち ――彼らは堕落させられたか
三嶋 輝夫 著
四六判/272頁/3,080円
「ソクラテス、あなたは善く生きろというが、では "具体的にどうすれば" 善い人間になれるのか」。本書では3人の若者の人生録を抉り、彼らを苛む疑義の真相を探る。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393322338.html
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●「神」と「わたし」の哲学 ――キリスト教とギリシア哲学が織りなす中世
八木 雄二 著
四六判/320頁/3,080円
神の存在証明や普遍論争がなぜ大問題か。西洋と日本の言語構造の違いに着目し、アンセルムス、トマス、スコトゥスら中世哲学の思索をたどって西洋思想の本質をあぶりだす。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393323953.html
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●こどものスモールトラウマのためにできること ――内面で何が起きているのか
スッダ・クドゥバ 著   穂積 由利子 訳
四六判/408頁/2,420円
行動には理由がある。日常で繰り返されるちょっとした「害になる体験」の重大な影響とは? 最新科学と九千時間のチャイルド・セラピーから導かれた、こどもとの関わり方。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393365656.html
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☆インド学・仏教学の泰斗による『構造倫理講座[全3巻]』が新装版になりました!☆
●〈東洋〉の倫理〈新装版〉〔構造倫理講座 I〕
中村 元 著
四六判/256頁/2,970円
仏典に説かれた教えから親の恩や子への義務、望ましい夫婦関係、経済活動における倫理、親友悪友の条件などインド・中国世俗社会の人間関係での倫理構造を明らかにする。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393313084.html
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●〈生きる道〉の倫理〈新装版〉〔構造倫理講座 II〕
中村 元 著
四六判/312頁/2,970円
数ある仏典のなかから選りすぐりの名言に苦と苦の原因と苦を感じる心、そして苦の中での生き方を語らせる。仏教的生の倫理構造を明らかにする「仏教概論」。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393313091.html
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●〈生命〉の倫理〈新装版〉〔構造倫理講座 III〕
中村 元 著
四六判/248頁/2,970円
生命とは何であるか? 何のためにあるのか? インド哲学と西洋哲学の両面から生命の倫理構造を探究し、魂、身体、個人と生命の関係から〈いのち〉の尊さを提示する。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393313107.html
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*今月の営業部イチオシ本*
●救済のプラグマティズム ――ジェイムズの「宗教と科学」論
林 研 著
四六判/280頁/2,860円
プラグマティズム哲学の普及に貢献した哲学者であり、「心理学の父」と呼ばれるジェイムズの思想を丹念に読み直すことで、科学の普及する世界における救済の可能性を考える。一人ひとりの経験に寄り添う、ジェイムズ哲学の魅力を凝縮した一冊。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393321058.html


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★近刊案内(1月刊行予定)★  https://www.shunjusha.co.jp/search/next.html
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『インド新論理学派研究序説』
和田 壽弘 著
A5判/272頁/22,000円
インド哲学六派であるニヤーヤとヴァイシェーシカの伝統を受け継ぎ14世紀に確立された新ニヤーヤ学派の特徴を、論理関係を図式化し、そこに使われる述語を解説して示す。
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『訳注 弁顕密二教論』
松長 有慶 著
四六判/224頁/3,080円
法身説法・果分可説の点から、唐から持ち帰った密教が仏教の中で最も勝れていることを喧伝した、空海の初期の代表作に丁寧な解説を加え、わかりやすく読解した決定版。
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『仏菩薩の名前からわかる 大乗仏典の成立』
田中 公明 著
四六判/376頁/口絵1/3,300円
大乗経典の冒頭にあげられる菩薩に焦点を当て、主要な大乗経典の成立史を論じ、在家菩薩の活躍から大乗仏教の成立にもふれた画期的な論考。
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『美しく豊かに生きる ――阿難さまと道元禅師「八大人覚」』
青山 俊董 著
四六判/210頁/1,870円
美しく豊かに凛として生きるために。いまコロナ禍をこえて、人はどう生きるべきか。老いと病を見据え、当代随一の禅僧があなたに贈る、心に響く人生の処方箋。
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『法句経 真理の言葉〈新装版〉』
山田 無文 著
四六判/248頁/2,420円
稀代の禅師が、釈迦の言葉に最も近いとされる経典『法句経』から名句を選び、流麗な訳文とともに、現代の逸話と重ねあわせて優しく語りかける名講話集。
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『修証義の仏教〈新装版〉』
水野 弘元 著
四六判/240頁/2,420円
『正法眼蔵』から道元の教えを抽出した『修証義』。仏教の目的から利他・報恩の生活といった仏教徒の根本精神と実践をわかりやすく解説した格好の仏教入門書。
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『現代語訳 修験道聖典 ――『役君形生記』『修験指南鈔』『修験修要秘決集』』
宮家 準 著
A5判/328頁/4,620円
中世後期の修験道確立期における役行者伝、熊野や大峰の神格と霊地、峰入などの儀礼
を中心とする教えを知るために必須の聖典「修験五書」のうち三書を初の現代語訳。
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『ニーチェの道徳哲学と自然主義 ――『道徳の系譜学』を読み解く』
ブライアン・ライター 著   大戸 雄真 訳
四六判/624頁/5,280円
ポストモダンのニーチェ理解は間違いだ! 詳細な読解から、真理を否定したり価値相対主義で力を求めたのではないニーチェの真実をあぶりだす英米のニーチェ研究最前線。
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『環境が芸術(アート)になるとき ――肌理の芸術論』
高橋 憲人 著
四六判/276頁/2,860円
環境や人間の知覚、そして芸術創造に通底する「肌理/テクスチャ」へのアプローチをとおして、知覚と創造とがつねに往還をつづけるエコロジカルなプロセスを考察する。
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『あなたはどこにいるのか』
籠原 あき 著
四六判/300頁/1,980円
終戦。開拓民として満州に入植した人たちに何が起こったか。引上げを敢行した逃避行のなかで直面する生死の極限…。戦後、心に傷跡をのこした老若男女の行く末を真摯に描く。
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『ショパン・コンクール 1927-2000 ――若きピアニストたちのドラマ』
佐藤 泰一 著
四六判/376頁/3,520円
人気ピアニストたちがかつてこのコンクールを制覇し,世界の楽壇へと羽ばたいた……。その激動の歴史を克明に検証しつつ,コンクールの実態とさまざまな人間模様を活写。
○『ドキュメント ショパン・コンクール ――その変遷とミステリー』(2005年、春秋社)改題新装版
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『リズム 美しい演奏をデザインする』
藤原 義章 著
A5判/152頁/2,420円
音楽表現はリズムが命。長年の演奏・指導経験から自然リズムでデザインする演奏法を実践してきた「美的演奏」の理論。あなたの演奏と、仲間とのアンサンブルが一層充実する。
○『美しい演奏の科学 ――生きたリズム表現のために』(2006年、春秋社)改題増補版

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)


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◎ ネット決済はじめました!◎
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 このたび、小社ウェブサイトでのご注文にクレジットカード決済をご利用いただけるようになりました! サイト上にてご注文から決済まで完結する便利なサービスです。今だけ送料無料キャンペーン実施中! この機会にぜひご利用ください。
*くわしくは「インターネットからのご注文ガイド」https://www.shunjusha.co.jp/news/n43787.html をご確認ください。


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□編集後記□
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 早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。みなさまにとって今年はどのような一年でしたでしょうか。昨年から続く新型コロナウイルス感染症拡大によって、さまざまな困難を伴う一年であったことと拝察いたします。
 コロナ禍において休校などが相次ぎ、自宅で過ごす時間も増え、子どもの精神面への影響を懸念する声も多く聞かれました。休校という対策がいつまで続くか分からず、友人たちに会うことも叶わず、不安な日々のなかでそういった感情をうまく周囲の人たちに伝えられない子もたくさんいたのではないでしょうか。
 スッダ・クドゥバ 著(穂積 由利子 訳)『こどものスモールトラウマのためにできること ――内面で何が起きているのか』は、心理学、神経科学、そして9000時間にも及ぶチャイルド・セラピーから「大人とこどもの関係のあり方」を導く、具体的アドバイスや対処法満載の一冊です。こどもの「行動」にはすべて「理由」があります。日常で繰り返されるちょっとした「害になる体験」が重大な影響を及ぼし、どのような大人になるかにも深く関わってくること。著者は、スモール・t・トラウマを作らないためのコミュニケーションの方法を広く社会に提案しています。
 年齢に関係なく、コロナ禍においては心身の健康を保つことができず、また経済的にも追い詰められた方々がたくさんいらっしゃいます。そんな世界で、弱い立場にある子どもたちはどれほどの苦しみを抱えているかと思うと胸が痛みます。明るい話題に触れることができるよう、一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願うばかりです。2022年がみなさまにとりまして佳き年でありますよう、ご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(A)

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□春秋社 メールマガジン□ 毎月1回(月末ごろ)配信

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■バックナンバー
【Vol.033】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5411(2021年10月29日 配信)
【Vol.034】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5462(2021年11月29日 配信)
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