web春秋 はるとあき

春秋社のwebマガジン

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「web春秋 はるとあき」について

 

春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪冴えて、涼しかりけり

 

 これは曹洞宗の祖・道元禅師のことばですが、四季折々にはっきりした特徴があるのが日本。そのなかでも春と秋は、暑すぎもせず寒すぎもせず、ちょうどよい頃合いで、春は桜、秋はもみぢ葉が美しく、どちらもふと旅に出たくなるような心地よい時期であります。

 しかし古来、「春秋」とひとまとめで「一年」、あるいは「歳月」を表し、また歴史書の題名ともされてきたのはなぜかとつらつら考えますに、春は寒さから暑さへの、秋は暑さから寒さへの、いわば変化の季節でありますから、人間世界の変転流転を象徴するにふさわしいことばと考えられたのではないかとも思うのです。

 私ども春秋社も創業100年を迎え、大正時代から日本の栄枯盛衰を見つめながら、さまざまな書籍を出版しつづけてまいりました。今後とも読者のみなさまの多様な関心にこたえられる出版活動をつづけていく覚悟を新たにするにあたり、このたび59年の伝統あるPR誌『春秋』と、長期連載を中心に更新してまいりましたこれまでの「Web春秋」を統合し、装いも一新して、ときにドキドキしながら、ときにはまったりと、いろいろな楽しみかたで自由に読んでいただけるwebマガジン「web春秋 はるとあき」が誕生することとなりました。

 時宜に応じて多彩なテーマを、連載、読み切り、書評など多様なかたちで提供していく所存です。

 ご愛顧のほど何卒よろしくお願い申しあげます。

2018年6月1日 春秋社

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