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メールマガジン Vo.024

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春秋社 メールマガジン【Vol.024】

   2020年12月25日配信
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 巻頭言
 「うまい!」「うまい!」といえば、いま大ヒット中のアニメ映画、私も鑑賞しましたが本当に涙がとまらない『鬼滅の刃 無限列車編』の煉獄さん。牛鍋弁当を一口食べては「うまい!」と連呼しています。でも、肉や魚の入っていない精進料理だってうまいんです! 千日回峰行という偉業を食から支えた鳥居本幸代先生の『阿闍梨さまの料理番』で、「うまい!」精進料理をご堪能ください。
 そのほか日本文化の神髄、世阿弥の幽玄の美の正体に迫る『おのずから出で来る能』。安倍・菅政権の失政の根本的原因を剔抉する『日本型新自由主義の破綻』。そして、お待たせいたしました。『仏典解題事典 第三版』ついに刊行です。なんと43年ぶりの改訂・増補。仏教の経典・典籍はあまりに多く、興味があっても何を参照すればいいかわからない。そんなとき、きっちりと仏教の歴史と思想の流れを説明したうえで、どの典籍に何が書いているかポイントを抑えて解説してくれる本書は、序章を通読するだけでも読み応え十分だし、もちろん調べものにもお役立ちの一冊。
 というわけで、今月も刺さる人にはたまらない書籍の数々です。コロナ禍で感染症対策分科会の尾身会長も「年末年始は静かにすごして」とおっしゃっている折柄、好きな本を友として新年を迎えるのもオツなものではないでしょうか。(K2)
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■目次■
▼「じんぶん堂」好評連載中!
▼新刊案内(12月刊行)
▼近刊案内(1月刊行予定)
▼書店フェア情報
▼webマガジン「web春秋 はるとあき」
▼編集後記


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◎「じんぶん堂」好評連載中!◎
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出版社と朝日新聞社による、“人文書の魅力を発信していくプロジェクト”
「じんぶん堂(powered by 好書好日)」は、著者による読み物や、小社書籍のご紹介など、魅力的な内容を毎週お届けしています! ※毎週木曜日更新

◇オススメ 12月3日◇
「ずば抜けた才能と生きづらさ 両面を持つ「ギフティッド」の子どもは、ごく普通に存在する」 →
https://book.asahi.com/jinbun/article/13893979

◇最新回 12月24日◇
「フランスで考えた医療の場でのコミュニケーション ―― フランス在住・日本人指圧施療師の歩み」 →
https://book.asahi.com/jinbun/article/13996895


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☆新刊案内(12月刊行)☆  https://www.shunjusha.co.jp/search/new.html
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●仏典解題事典〔第三版〕
斎藤 明/下田正弘 他編集
A5判/516頁/7500円
【内容】インド・チベット・中国・朝鮮・日本の仏教と、それに関連するインドの聖典まで網羅した『仏典解題事典』を、最新の研究を踏まえて内容を補筆・修正し、項目も増広した必携の書。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393101735.html
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●法華経曼荼羅の研究 ――制作者と伝承を担った人々
中 哲裕 著
A5判(函入)/456頁/9000円
【内容】長らく秘匿され、本来曼荼羅に描かれることのない『法華経』以外の要素を手がかりに、多様な視点からこの図に織り込まれた制作者の意図を詳らかにする画期的研究。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393111222.html
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●日本型新自由主義の破綻 ――アベノミクスとポスト・コロナの時代
稲垣久和/土田 修 著
四六判/344頁/1800円
【内容】新自由主義の病理をアベノミクス、東京五輪、羽田都心ルートなどを例に総括し、国民を欺く政権中枢を痛烈批判。デモクラシーの基礎を再考するための好著。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393333822.html
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●阿闍梨さまの料理番 ――もっと知りたい精進料理
鳥居本幸代 著
四六判/240頁/1800円
【内容】精進料理ってどんなもの? お寺の料理番もつとめる著者が基本や歴史を食材ごとに楽しく説く。日本人の体のみならず精神、文化を形作ってきた「食」の深みを味わう入門書。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393751268.html
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●おのずから出で来る能 ――世阿弥の能楽論、または〈成就〉の詩学
玉村 恭 著
四六判/336頁/3600円
【内容】伝統芸能の枠組みを超えて、日本人の感性にも深く通じるものとして数多論じられてきた世阿弥の能楽論。〈花〉や〈初心〉をはじめとしたその精髄を、実践的な演劇論としてとらえ直す。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393930397.html


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★近刊案内(2021年1月刊行予定)★  https://www.shunjusha.co.jp/search/next.html
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『インド後期密教(上)――方便・父タントラ系の密教〈新装版〉』
松長有慶 編著
四六判/256頁/2800円
タントラ仏教とも称されるインド後期密教のうち、父(方便)タントラに焦点を当て、『秘密集会』などの代表的な聖典の教えをマンダラや成就法を含めて総合的に解説。

『インド後期密教(下)――般若・母タントラ系の密教〈新装版〉』
松長有慶 編著
四六判/248頁/2800円
タントラ仏教とも称されるインド後期密教のうち、母(般若)タントラに焦点を当て、チャクラや脈管を使用する瞑想法の解説を中心に『ヘーヴァジュラ』などの聖典を紹介。

『[シリーズ近代日本宗教史]第二巻 国家と信仰 ――明治後期』
島薗 進/末木文美士/大谷栄一/西村 明 編
A5判/260頁/3200円
西洋思想を受容し、近代的学問教育を受けた新しい世代による活発な言論のなか、各宗教はどのような影響を受けたのか。「主義」の時代の宗教現象を論じる。

『危機の時代の宗教論 ――ヒューマニズム批判のために』
富岡幸一郎 著
四六判/216頁/2200円
シャルリー・エブドの預言者冒涜とテロとフランスのライシテの複雑な関係をはじめ、激動の国際社会に巨大な影響を与える宗教の力を分析、宗教オンチの日本人に勘所を伝授。

『セラピーのためのポリヴェーガル理論 ――調整のリズムとあそぶ』
デブ・デイナ 著  花丘ちぐさ 訳
四六判/376頁/2600円
ポリヴェーガル理論に基づくセラピーの手引。理論を解説し、マッピングやトラッキングのエクササイズをもとにクライアントの自律神経系を整える。S.W.ポージェス序文。

『東日本大震災 ――3・11生と死のはざまで』
金田諦應 著
四六判/336頁/1800円
東日本大震災に際し、被災地支援に活躍した、傾聴移動喫茶「カフェ・デ・モンク」。その伝説のマスターが大震災のすべてを語る。人間の生死を見据える〈たましい〉の全記録。

『モーツァルト 愛と死〈全二巻〉 第一巻』
塩山千仭 著
A5判/824頁/8500円
《ハ短調ミサ曲》はなぜ未完に終わったのか。モーツァルトの愛と祈りの軌跡――「書簡」の丹念な読解から見えてくる新たな人間像と生涯のトピックス。音楽創造の背景に潜む謎。

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)


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★書店フェア情報★  https://www.shunjusha.co.jp/news/n37758.html
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フェア終了まであとわずか! 「年末年始は本の街 神保町で人文書」フェア好評開催中!

小社が所属する〈人文会〉の出版社18社(1社休会中)の話題書やイチオシ本を集めた「第7回 年末年始は本の街 神保町で人文書」フェアが三省堂書店神保町本店1階にてはじまりました! 各社の新刊・ロングセラーなどを一堂に会した年末年始恒例のフェア。この機会にぜひお立ち寄りください。

◇会場: 三省堂書店神保町本店 1F
◇会期:2020年11月10日(火)~2021年1月11日(月・祝)
◇主催: 三省堂書店神保町本店 / 人文会


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☆webマガジン「web春秋 はるとあき」☆  https://haruaki.shunjusha.co.jp
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☆好評連載☆
〇「スヴニール ――とりどりの肖像」佐々木健一
なつかしい人たちの肖像を書きたい……これまでに出会い、折にふれ思い出される人びととの追想を綴る。
【第5回】秋山慎三先生 ――中学教師の「本意」 →
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/4251

〇「哲学探究3」永井 均
「哲学探究2」につづく待望の新連載。「しかし私自身は、私がかろうじてつかまえているかぎりで、この問いをさらに深く探るほかには何もできない。」
【第3回】 → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/4243


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□編集後記□
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 今年も残すところあとわずか。みなさまにとってこの一年はどのような年だったでしょうか。すべての方にとって避けて通れないのが「新型コロナウイルスとの闘い」だったと思います。
 クリスマスのにぎわいも、年末の慌ただしさも、なにもかもが昨年までとは異なります。帰省をあきらめた方も多くいらっしゃることでしょう。誰かとともに時間を過ごし、一緒に居られることの尊さを、あらためて感じさせられる一年でした。
 ところで、日本は「無宗教」の国でしょうか。クリスチャンではなくとも、クリスマスの食卓に鳥料理が並んだり、幼い子にはプレゼントが届いたりします。その一週間後には、神社やお寺にお参りし、日頃からの感謝を捧げたり、新しき年の無事と平安をお祈りしたりします。これはいわば、宗教色を前面に出すことのない、ひとつの「年中行事」として広く、国民に受け止められているからではないでしょうか。
  『日本人の一年と一生 ――変わりゆく日本人の心性〈改訂新版〉』は、日本の年中行事と通過儀礼をわかりやすく紹介し好評を博したロングセラーを、新興の行事など近年の変化を踏まえて全面改訂した一冊です。読むと「あのころの日常」にあった一年の風景が次々と目に浮かんできます。またいつか、いつもの活気を取り戻した町で、いままでのような日々を過ごすことができることを切に願って。
 今年もたいへんお世話になりました。どうかみなさま、よいお年をお迎えください。(A)

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(TEL:03-3255-9611 FAX:03-3253-1384)
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■バックナンバー
【Vol.022】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/4189(2020.11/2 配信)
【Vol.023】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/4261(2020.12/2 配信)
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