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メールマガジン Vo.030

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 春秋社 メールマガジン【Vol.030】
    2021年 6月 28日配信
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 巻頭言
 みなさん、白鳳仏って知ってますか? 白鳳時代につくられた仏さまってことなんですが、白鳳時代は日本書紀に出てこない、文化史上の時代区分なんですって。でも、この時代の仏さまは本当にまろやかなお姿をしていらっしゃる。一時代前の飛鳥の仏さまは、法隆寺の釈迦三尊像や救世観音のように硬質で峻厳なお姿が多いそうですが、白鳳の夢違観音や橘夫人念持仏といわれる阿弥陀如来さまは、表情も穏やかですし、お体も何だか丸っこくて、とても可愛らしい。その白鳳の仏さまのひとつが東京都調布市の深大寺にある国宝・釈迦如来倚像。とても優美でやさしげな仏さま。こんな仏さまがどうして当時の都から遠く離れた武蔵の地に流れ着いたのか。その謎を解き明かす貴田正子 著『深大寺の白鳳仏』は、古代朝廷の政争や国際政治も絡んでわくわくする歴史ミステリーです。どうぞご一読を!(K2)
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■目次■
▼「じんぶん堂」好評連載中!
▼新刊案内(6月刊行)
▼近刊案内(7月刊行予定)
▼webマガジン「web春秋 はるとあき」
▼編集後記

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◎「じんぶん堂」好評連載中!◎
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出版社と朝日新聞社による、“人文書の魅力を発信していくプロジェクト”「じんぶん堂(powered by 好書好日)」では、著者による読み物や小社刊行書籍のご紹介など、魅力的な内容をお届けします!※毎週木曜日更新

◇5月27日 公開◇
○ 18世紀イギリス人の大陸欧州フィールドワーク ――音楽、社会、文化、そして人々 → https://book.asahi.com/jinbun/article/14347568

→ 書籍はこちらから 『チャールズ・バーニー音楽見聞録〈ドイツ篇〉』https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393930373.html / 『チャールズ・バーニー音楽見聞録〈フランス・イタリア篇〉』https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393930366.html


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☆新刊案内(6月刊行)☆  https://www.shunjusha.co.jp/search/new.html
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●訳注 吽字義釈
松長 有慶 著
四六判/216頁/2970円
『声字実相義』と並び、空海の密教的言語観を代表し、文字に焦点を当てた『吽字義釈』に、仏教用語から出典まで丁寧な解説を加え、わかりやすく読解した決定版。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393113493.html
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●盤珪語録を読む ――不生禅とはなにか
横田 南嶺 著
四六判/280頁/口絵1/2420円
江戸期、白隠と並び称された異能の禅者、盤珪とは誰か。その語録の丹念な読み解きを通して、盤珪の不生禅の何かを明かし、その「不生の仏心」のすべてを語る。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393134207.html
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●深大寺仏の白鳳仏 ――武蔵野にもたらされた奇跡の国宝
貴田 正子 著
四六判/232頁/口絵1/1980円
白鳳仏を代表する深大寺の国宝・釈迦如来像は、どこで造られなぜ武蔵野の地にやってきたのか。香薬師像の右手を発見した著者が新たな謎の解明に迫る歴史ロマンミステリー。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393138052.html
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●野球の90%はメンタル
ボブ・テュークスベリー / スコット・ミラー 著  神保 哲生 訳
四六判/410頁/1980円
絶妙の制球と心理的駆け引きで活躍したメジャーリーグの元投手が、現役時代の経験とメンタルコーチとしての指導実績を交えて、野球におけるメンタルの重要性と実践での応用を指南。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393333754.html
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●いくつになっても、ラ・ヴィアン・ローズ
熊井 明子 著
四六変型判/210頁/口絵4/1870円
林住期を迎え、自分らしく生きることに悩む女性は多い。50代以降の女性が明るく軽やかな日々を送るための心意気と気遣いとは何か。新たな希望に向けてそっと背中を押してくれる書。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393447246.html
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●アントン・ブルックナー 魂の山嶺
田代 櫂 著
四六判/360頁/3520円
作曲家ブルックナーの知られざる人物像に迫る。異形ともいえる交響曲の数々からは窺い知れぬ人間ブルックナーの意外な素顔と、彼の人生を彩る多士済々を活写した画期的評伝。新装版。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393932216.html


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★近刊案内(7月刊行予定)★  https://www.shunjusha.co.jp/search/next.html
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『空海の言語哲学 ――『声字実相義』を読む』
竹村 牧男 著
四六判/402頁/3520円
『声字実相義』の解説を中心に、中観・唯識の言語観を踏まえ、空海の密教的言語哲学の独自性を明確に解説した画期的論考。井筒俊彦の空海論にも言及。
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『道元思想を解析する ――『正法眼蔵』データベースが示す真実』
門馬 幸夫 著
四六判/288頁/3300円
『正法眼蔵』をデータベース化し、用語使用の精緻な分析や写本の比較などから、現成公案と十二巻本の問題を中心に道元思想の核心と変遷に迫る。南直哉老師の解説を付す。
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『[シリーズ近代日本宗教史]第六巻 模索する現代 ――昭和後期~平成期』
島薗 進/末木 文美士/大谷 栄一/西村 明 編
A5判/296頁/3630円
ライフスタイルが個人化し、宗教教団が衰退する一方で、個人的なスピリチュアリティの消費が盛んとなる現代。伝統宗教の現代への対応とスピリチュアリティ消費の実態とは。
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『スピノザの自然主義プログラム――自由意志も目的論もない力の形而上学』
木島 泰三 著
四六判/320頁/3960円
スピノザの哲学は現代思想を先取りする徹底した決定論・唯現実論であった。『エチカ』の精緻な読解で、神の自由意志をも否定する彼の形而上学が描く宇宙・人間・神を探究。
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『自由の条件 I・II・III〈普及版〉』
フリードリヒ・ハイエク 著  気賀 健三/古賀 勝次郎 訳
A5判/I 272頁・II 288頁・III 312頁/各3080円
ハイエクの経済・社会思想の真骨頂ともいうべき『自由の条件』が装いも新たに普及版として登場。文明の進歩にとって自由がいかに重要か。「自由の条件」としての「法の支配」を詳述。
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『からだのためのポリヴェーガル理論 ――迷走神経から不安・うつ・トラウマ・自閉症を癒すセルフ・エクササイズ』
S・ローゼンバーグ 著  花丘 ちぐさ 訳
四六判/380頁/3080円
不安、うつ、トラウマ、自閉スペクトラム症など自律神経系の機能不全による様々な症状をポリヴェーガル理論に基づいた身体からのアプローチで改善する、奇跡のボディワーク。
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『遺伝学者がわかりやすく語る 新型コロナワクチンとウイルス変異株』
五條堀 孝 著
A5判/104頁/1100円
新型コロナワクチンとして知られるmRNAワクチン。その仕組みと有効性を説きウィルス進化の実態を明らかにすることで、変異への対応策とゲノム解析の必要性を訴える。

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)


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☆webマガジン「web春秋 はるとあき」☆  https://haruaki.shunjusha.co.jp
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☆好評連載☆
〇「女に産土(うぶすな)はいらない」 三砂 ちづる
「家事をしなければ、家族のために、何をやっていたのだろう、と、ただ、思うのだ。」
【第11回】家事と幻想 → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5021
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〇「スヴニール ――とりどりの肖像」 佐々木 健一
これまでに出会い、折にふれ思い出される人びととの追想を綴る。
【第10回】高取秀彰さん ――ザ・レアリスト → https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5023


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□編集後記□
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 「梅雨空」とは梅雨の季節、雨雲に覆われた空模様のことを指し、夏の季語のひとつです。みなさまのお住まいの地域の空は、いまどのような表情を見せているでしょうか。
 東京の空は、太陽が雲に覆われいきなりのどしゃ降り、から一転、眩しい日差しが降り注ぐ……という日が幾度かありました。スコールを思わせるようなその雨に、気候変動の現れを感じました。
 さて、かつて地球温暖化による海面上昇により「沈みゆく島国」と呼ばれた国の名を、みなさまは覚えていらっしゃいますか? 太平洋の小さな島々からなる国、ツバルはその海抜の低さゆえ、気候変動の影響をいちばん被ると考えられていました。そうした危機にいち早く反応し、実情を詳細に報告したのがビデオジャーナリスト・神保哲生氏による書籍『ツバル ――地球温暖化に沈む国』。2008年には国際情勢の詳細なレポートなどを加えた〈増補版〉を刊行し、注目を集めました。現在、ツバルの国土は面積がむしろ増加したと報告する論文も発表されていますが、海面上昇に対する海岸の脆弱性は依然として指摘されています。前述の書籍が一石を投じたことで、人々が温暖化や気候変動といった地球規模での課題と向き合うきっかけが生まれたことは間違いありません。
 その神保氏による訳文が光る新刊『野球の90%はメンタル』は、引退後に心理学を専攻した、オールスター出場経験もあるメジャーリーグの元投手が著した一冊です。著者は現在、シカゴ・カブスのメンタルスキル・コーディネーターをつとめ、あのダルビッシュ有投手もこの本を求めたと言われています。6月24日の日本経済新聞夕刊〈目利きが選ぶ3冊〉ではスポーツライターの藤島大氏に選ばれ、「読み物として優れている」との評をいただきました。野球のみならずビジネスの場においても役立つ、いまイチオシの書籍です。
 野球における“メンタル”の重要性を説いたこの本は、コロナ禍での生活に強いストレスを感じている子供たち、野球少年をはじめとしたジュニアアスリート、そしてその家族や、指導にあたるすべての人たちにぜひ読んでほしい一冊となっています。一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束と、みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。(A)

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【Vol.028】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5032(2021.4.30 配信)
【Vol.029】https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/5091(2021.5.31 配信)
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