『日本興廃の前夜』(1931年)
本を求めて冒険をするプランとオートン。春秋社の書庫の奥深くから、奇書珍書、はたまた往年の名著までをひっぱりだして吟味します。今回はインパクト大!な装丁の、こちらの本です。
日本の未来はこれからどうなっていくのでしょうか。
歴史を振り返ることで見えてくることもきっとあるはず。
8月15日は終戦の日。この機会に歴史や戦争を学んでみませんか。
島薗進先生の連載「大正・昭和前期の宗教と社会」では、民衆とメディアの天皇崇敬の盛り上がりが、大正元年の「明治天皇の大喪」を中心に、その前後でどのように形成・展開されていったかを明らかにします。
また、古山和男先生の連載「ソウセキ・コード」では、明治に生きた夏目漱石の作品に隠された「暗号」を読み解く、刺激的な論考が読めます。
戦争がもたらしたことを伝える実話、『私は貝になりたい あるBC級戦犯の叫び』は現在普及版を発売中。
加藤哲太郎『私は貝になりたい あるBC級戦犯の叫び』
本体1,600円+税
四六判並製・240頁
気になる方は是非お手にとってみては。