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書庫冒険譚 川崎昌平

『日本興廃の前夜』(1931年)

本を求めて冒険をするプランとオートン。春秋社の書庫の奥深くから、奇書珍書、はたまた往年の名著までをひっぱりだして吟味します。今回はインパクト大!な装丁の、こちらの本です。

 

 

 

 

 

日本の未来はこれからどうなっていくのでしょうか。

歴史を振り返ることで見えてくることもきっとあるはず。

8月15日は終戦の日。この機会に歴史や戦争を学んでみませんか。

島薗進先生の連載「大正・昭和前期の宗教と社会」では、民衆とメディアの天皇崇敬の盛り上がりが、大正元年の「明治天皇の大喪」を中心に、その前後でどのように形成・展開されていったかを明らかにします。

また、古山和男先生の連載「ソウセキ・コード」では、明治に生きた夏目漱石の作品に隠された「暗号」を読み解く、刺激的な論考が読めます。

戦争がもたらしたことを伝える実話、『私は貝になりたい あるBC級戦犯の叫び』は現在普及版を発売中。

加藤哲太郎『私は貝になりたい あるBC級戦犯の叫び』

本体1,600円+税
四六判並製・240頁

気になる方は是非お手にとってみては。

 

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著者略歴

  1. 川崎昌平

    1981 年生まれ。埼玉県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。作家・編集者、東京工業大学非常勤講師。社会と芸術の接合をテーマとして作品を発表し続けている。
    主な著作に『ネットカフェ難民』、『知識無用の芸術鑑賞』(ともに幻冬舎)、『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房)、『自殺しないための99 の方法』(一迅社)、『小幸福論』(オークラ出版)、『はじめての批評』(フィルムアート社)、『流されるな、流れろ!』(洋泉社)、『重版未定』、『重版未定2』(ともに河出書房新社)、『編プロ☆ガール』(ぶんか社)などがある。現在、『ぽんぽこ書房小説玉石編集部』(「小説宝石」光文社)を連載中。

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