『結婚の破産』(1930年)
本を求めて冒険をするプランとオートン。春秋社の書庫の奥深くから、奇書珍書、はたまた往年の名著までをひっぱりだして吟味します。今回はなんと、「結婚」がテーマの本。戦前の結婚観がかいま見えてきます。
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女性の自由、結婚の自由とは何なのでしょうか。
戦前から変わらない問題意識を私達はこれからどう受け止めていくべきか、じっくりと考えていきたいですね。
昔の春秋社の編集者たちのとがった企画力に刺激されつつ、昔に負けないような面白い本をつくっていけるよう、褌を締め直して頑張りたいと思います。(編集・Y)