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書庫冒険譚 川崎昌平

『生命に役立つ為に』(1926年)

本を求めて冒険をするプランとオートン。春秋社の書庫の奥深くから、奇書珍書、はたまた往年の名著までをひっぱりだして吟味します。今回はとってもかわいい装丁の本。見た目にそぐわず、生命と表現の本質を見据える名著です。

 

 

 

「生きた人間であるから創作をするのであって、創作をするために生きてゐる人間にはなりたくない」

なぜ人は創作をするのか、考えさせられます。

川崎昌平先生の『労働者のための漫画の描き方教室』にも通ずるところがありそうです。

『労働者のための漫画の描き方教室』のちょい読みページは↓からどうぞ!

https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/836

 

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著者略歴

  1. 川崎昌平

    1981 年生まれ。埼玉県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。作家・編集者、東京工業大学非常勤講師。社会と芸術の接合をテーマとして作品を発表し続けている。
    主な著作に『ネットカフェ難民』、『知識無用の芸術鑑賞』(ともに幻冬舎)、『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房)、『自殺しないための99 の方法』(一迅社)、『小幸福論』(オークラ出版)、『はじめての批評』(フィルムアート社)、『流されるな、流れろ!』(洋泉社)、『重版未定』、『重版未定2』(ともに河出書房新社)、『編プロ☆ガール』(ぶんか社)などがある。現在、『ぽんぽこ書房小説玉石編集部』(「小説宝石」光文社)を連載中。

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