『生命に役立つ為に』(1926年)
本を求めて冒険をするプランとオートン。春秋社の書庫の奥深くから、奇書珍書、はたまた往年の名著までをひっぱりだして吟味します。今回はとってもかわいい装丁の本。見た目にそぐわず、生命と表現の本質を見据える名著です。
「生きた人間であるから創作をするのであって、創作をするために生きてゐる人間にはなりたくない」
なぜ人は創作をするのか、考えさせられます。
川崎昌平先生の『労働者のための漫画の描き方教室』にも通ずるところがありそうです。
『労働者のための漫画の描き方教室』のちょい読みページは↓からどうぞ!
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