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戦後を譲りわたす——日本の「モダン・ムーブメント」建築史

戦後の日本を代表する建築の多くは、シンプルなコンクリート打ちっぱなしの建築で、いったいどこにその価値があるのか、分かりづらい。一見するとどこにでもありそうな、灰色で機能的な建築。「どこにでもありそうなこと」、実はそれこそが、その建築の価値だとしたら?  20世紀の日本の建築を読み解き、未来に継承するための建築史入門。

広島平和記念資料館、国立西洋美術館、中銀カプセルタワービル……

あのシンプルなコンクリート打ちっ放しの建築は、何がすごかったのか? 戦後の日本を築いてきたそれらの建築を知り、その価値を理解することで、戦後の記憶を未来へ継承するために。各回ひとつの建築を取り上げ、その背後にある思想や歴史を読み解く。教養としての建築史!

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著者略歴

  1. 岸 佑

    1980年、仙台市生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
    現在、東洋大学、青山学院大学などで非常勤講師を務める。専門は、日本近現代史、日本近現代建築思想。
    主な論文に「モダニティのなかの『日本的なもの』:建築学者岸田日出刀のモダニズム」『アジア文化研究 別冊20号』(国際基督教大学アジア文化研究所、2015年)など。共著に、矢内賢二編『明治、このフシギな時代3』(新典社、2018年)、高澤紀恵・山﨑鯛介編『建築家ヴォーリズの「夢」』(勉誠出版、2019年)、訳書にマーク・ウィグリー著坂牛卓他訳『白い壁、デザイナードレス』(鹿島出版会、2021年)などがある。

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