音楽を言葉によって表そうとする際の「歯がゆさ」──しかし、音楽の記述はそれなくしては音楽活動が成り立たないほど、真剣な検討に値するものである。そこで音楽の記述をその状況とともにとらえ直していくことにあえて愚直にこだわってみたい。カラオケやスタジオでの会話、調律、拍手、……こうした「音楽の余りもの」を記録・収集し、直接分析。「ふるまいのアナリーゼ」がいま、はじまる。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
人と鳥の文化誌 細川博昭
すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
カワイイ雅楽
驚愕の雅楽 カニササレアヤコ
狂牛病パニック――戦慄するヨーロッパ
〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史 畑中三応子
ジュウシマツ 『鳥を読む』追章 細川博昭
共に考え、共に感じる人――追悼・高橋巖/飯塚立人
夢のモダンライフとその痕跡——表参道ヒルズ同潤館
戦後を譲りわたす——日本の「モダン・ムーブメント」建築史 岸佑
父は娘を殴ってはいけない、性的存在として見てはならない
〈性〉なる家族 信田さよ子