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名なしのカメはAIの舞に興味がない 田中真知

ひょんなことからとある団地の一室でカメの世話をして暮らすことになった男。そこに舞い込んできたのは、AIのモニターという怪しげな仕事……。一風変わった団地の住民、胡散臭い不動産屋の営業マン、近所の住民たちが集う宗教団体など、人間模様を軽快に描いたコメディ。【完結】

パンデミック下の日本で、ひょんなことから団地の一室でカメの世話をすることになった男と、AIの舞との共同生活。第一回斎藤茂太賞特別賞を受賞した作家による創作。

*完結しました。プロローグ・第1回および最新の2回分を公開。

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著者略歴

  1. 田中真知

    あひる商会CEO、作家、立教大学講師。慶應義塾大学経済学部卒。エジプトでの8年にわたる滞在経験や中東・アフリカの旅を扱った著書に『アフリカ旅物語』(北東部編・中南部編、1995年、凱風社)『ある夜、ピラミッドで』(2000年、旅行人)『孤独な鳥はやさしくうたう』(2008年、旅行人)『美しいをさがす旅にでよう』(2009年、白水社)『旅立つには最高の日』(2021年、三省堂)など。1997年、イラク国際写真展にて金賞受賞。アフリカのコンゴ河を丸木舟で下った経験をもとにした『たまたまザイール、またコンゴ』で第一回斎藤茂太賞特別賞を受賞。

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