『太陽の都』『哲学詩集』などで知られ、哲学・文学のみならず、政治でも活躍した末期ルネサンスの異端的修道士で自然魔術師でもあったカンパネッラ。その苦難に満ちた人生の果てに、フランスに亡命し終焉を迎えるまでの最後の刻を、共感と愛情あふれる筆致で描く。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
人と鳥の文化誌 細川博昭
母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
人は死んだらどこへ行くのか
極楽の原風景 若麻績敏隆
父は娘を殴ってはいけない、性的存在として見てはならない
〈性〉なる家族 信田さよ子
遺伝子の起源を探る――大野理論とその応用
“ちゃらんぽらん”でしたたかなゲノムたち──生命進化を語る 五條堀孝
狂牛病パニック――戦慄するヨーロッパ
〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史 畑中三応子
生物の遺伝的多様性と進化を考える――中立説の意義
“ちゃらんぽらん”でしたたかなゲノムたち──生命進化を語る 五條堀孝
非思量とはなにか
坐禅とは何か――『正法眼蔵』「坐禅箴」を身読する 藤田一照・宮川敬之