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V.E.R.D.I. ヴェルディ 受容のリトグラフ 林いのり

「イタリアの大オペラ作曲家」としてさまざまな作曲家イメージが量産されてきたジュゼッペ・ヴェルディ、彼は本人が生きているうちからすでに「偉人」として批評・報道された。それはイタリア国内に留まらず、である。本連載はヴェルディの周辺人物および周辺諸外国が「どのようにヴェルディを見」、そして作曲家自身も「どう見られることを想定していて動いていた」のかについて、イタリア国内外の批評の中での作曲家像の着色の過程や伝播のされ方から、分析を試みる。

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著者略歴

  1. 林いのり

    音楽学者、声楽家。1992年神奈川県生まれ。東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業後、お茶の水女子大学大学院にて音楽学を学ぶ。博士(人文科学)。日本学術振興会特別研究員、お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所特別研究員などを経て、2025年4月より、エリザベト音楽大学音楽学部講師。ヴェルディの劇作法を中心に、19世紀後半におけるイタリア・オペラ作曲家の活動と受容の研究を行なっている。早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。

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