「イタリアの大オペラ作曲家」としてさまざまな作曲家イメージが量産されてきたジュゼッペ・ヴェルディ、彼は本人が生きているうちからすでに「偉人」として批評・報道された。それはイタリア国内に留まらず、である。本連載はヴェルディの周辺人物および周辺諸外国が「どのようにヴェルディを見」、そして作曲家自身も「どう見られることを想定していて動いていた」のかについて、イタリア国内外の批評の中での作曲家像の着色の過程や伝播のされ方から、分析を試みる。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
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母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
仏教とは、ゲームを降りること
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狂牛病パニック――戦慄するヨーロッパ
〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史 畑中三応子
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人と鳥の文化誌 細川博昭
父は娘を殴ってはいけない、性的存在として見てはならない
〈性〉なる家族 信田さよ子
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すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
家族の深海部分で起きている性虐待と心理職の役割
〈性〉なる家族 信田さよ子