
「イタリアの大オペラ作曲家」としてさまざまな作曲家イメージが量産されてきたジュゼッペ・ヴェルディ、彼は本人が生きているうちからすでに「偉人」として批評・報道された。それはイタリア国内に留まらず、である。本連載はヴェルディの周辺人物および周辺諸外国が「どのようにヴェルディを見」、そして作曲家自身も「どう見られることを想定していて動いていた」のかについて、イタリア国内外の批評の中での作曲家像の着色の過程や伝播のされ方から、分析を試みる。
なぜ近親相姦と呼ばないか
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二篇の「坐禅箴」
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母からの性的まなざし
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第1回 宇宙時代と仏教
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音楽を描く言葉と身体──ふるまいのアナリーゼ 吉川侑輝