web春秋 はるとあき

春秋社のwebマガジン

MENU

フォルモサ南方奇譚⸺南台湾の歴史・文化・文学 倉本知明

南台湾各地を舞台に、歴史や伝承を辿りながら知られざる台湾の姿を描き出すエッセイ。

歴史と民族が複雑に折り重なる、南台湾。

高雄、屏東、台東を中心に南台湾の各地を訪れ、その地に伝わる伝承や怪異譚、その地に生きた人物の歴史や文学作品を通じて、その重層的な歴史と文化を描き出す。いまだ日本人には馴染みの薄いこの地から立ち現れる、知られざる台湾の姿。

台湾文学の翻訳家としても活動し、文学のみならず歴史や民俗に通暁した著者による、ディープなエッセイ。

※毎月10日頃に更新します。
バナーデザイン:張郁卿

タグ

著者略歴

  1. 倉本 知明

    1982年、香川県出身。立命館大学国際関係学部卒業、同大学院先端総合学術研究科修了、学術博士。専門は台湾の現代文学。2010年から台湾在住、現在は高雄の文藻外語大学准教授。
    台湾文学翻訳家としても活動している。主な訳書に、蘇偉貞『沈黙の島』(あるむ)、伊格言『グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故』(白水社)、王聡威『ここにいる』(白水社)、呉明益『眠りの航路』(白水社)、 張渝歌『ブラックノイズ 荒聞』(文藝春秋)、『台湾の少年』(岩波書店)など。中国語翻訳作品に高村光太郎『智恵子抄』(麦田出版)などがある。

キーワードから探す

ランキング

お知らせ

  1. 春秋社ホームページ
  2. web連載から単行本になりました
閉じる