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スカートの裾を投げて――女性シンガーソングライターとポストフェミニズム 星川彩

自身もシンガーソングライターである著者が、2000年代以降を中心に活躍した日本の女性歌手の主体性、および彼女らをめぐるジェンダーロール(性役割)について検討し、その過程を通じて「女性シンガーソングライター」と称される/自称する存在がどのように変化したのか、あるいは過去のありかたを踏襲しているのかを、具体的な作品を追いながら考えてゆく。

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著者略歴

  1. 星川彩

    1998年福島県いわき市生まれ。大阪大学大学院博士後期課程芸術学専攻音楽学研究室所属。専門はポピュラー音楽研究、ジェンダー論。主な論文に「音楽評論における女性シンガーソングライターとジェンダーロール ――「自作自演」と「自己表現」の言説を手がかりに」(『阪大音楽学報』第21号,2025年)、「欲望のまなざしに歌う――女性シンガーソングライター(SSW)のジェンダーポリティクス」(『阪大音楽学報』第20号,2024年)、「フォークゲリラと歌う声――身体のコントロールによる政治」(『ポピュラー音楽研究』第26号、2022年)など。東京都内のライブハウスを中心に、「星川あや」名義でシンガーソングライターとしても活動中。

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