自身もシンガーソングライターである著者が、2000年代以降を中心に活躍した日本の女性歌手の主体性、および彼女らをめぐるジェンダーロール(性役割)について検討し、その過程を通じて「女性シンガーソングライター」と称される/自称する存在がどのように変化したのか、あるいは過去のありかたを踏襲しているのかを、具体的な作品を追いながら考えてゆく。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
非思量とはなにか
坐禅とは何か――『正法眼蔵』「坐禅箴」を身読する 藤田一照・宮川敬之
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
人と鳥の文化誌 細川博昭
共に考え、共に感じる人――追悼・高橋巖/飯塚立人
二分法を乗り超える
坐禅とは何か――『正法眼蔵』「坐禅箴」を身読する 藤田一照・宮川敬之
すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
仏教とは、ゲームを降りること
人生というクソゲーを変えるための仏教 ネルケ無方
狂牛病パニック――戦慄するヨーロッパ
〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史 畑中三応子
拡散と求心――ディスコとヘヴィー・メタル
鋼鉄の講義室 メタル文化学入門 齋藤桂