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フランスでのカンパネッラ

『太陽の都』『哲学詩集』などで知られ、哲学・文学のみならず、政治でも活躍した末期ルネサンスの異端的修道士で自然魔術師でもあったカンパネッラ。その苦難に満ちた人生の果てに、フランスに亡命し終焉を迎えるまでの最後の刻を、共感と愛情あふれる筆致で描く。

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著者略歴

  1. 澤井 繁男

    1954年札幌市生まれ。東京外国語大学卒業後、京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京外国語大学論文博士(学術)。専攻はイタリアルネサンス文学・文化論。作家・文芸批評家としても活躍。著書に、『澤井繁男小説・評論集』(平凡社)、『復帰の日』(作品社)、『魔術と錬金術』(ちくま学芸文庫)、『魔術師列伝』(平凡社)、『ルネサンス文化講義』(山川出版社)、訳書に、カンパネッラ『哲学詩集』(水声社、日本翻訳家協会特別賞受賞)、バウズマ『ルネサンスの秋』(みすず書房)、カンパネッラ『事物の感覚と魔術について』(国書刊行会)、その他、多様な分野で著訳書多数。元関西大学文学部教授。放送大学(大阪学習センター)非常勤講師。

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