音楽を言葉によって表そうとする際の「歯がゆさ」──しかし、音楽の記述はそれなくしては音楽活動が成り立たないほど、真剣な検討に値するものである。そこで音楽の記述をその状況とともにとらえ直していくことにあえて愚直にこだわってみたい。カラオケやスタジオでの会話、調律、拍手、……こうした「音楽の余りもの」を記録・収集し、直接分析。「ふるまいのアナリーゼ」がいま、はじまる。
なぜ近親相姦と呼ばないか
〈性〉なる家族 信田さよ子
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観
人と鳥の文化誌 細川博昭
すぐれていることと表裏一体の難しさ
ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
思いやりの心を作るマインドフルネス
翻訳家、マインドフルネスを語る 穂積由利子
母からの性的まなざし
〈性〉なる家族 信田さよ子
仏教とは、ゲームを降りること
人生というクソゲーを変えるための仏教 ネルケ無方
路地裏から巨大コンサートまで——新しい音楽を探してムンバイを歩く(後編)
軽刈田凡平の新しいインド音楽の世界 軽刈田凡平
坐禅をどう「割る」か? その1──調身・調息・調心
坐禅の割り稽古 試論 藤田一照
共に考え、共に感じる人――追悼・高橋巖/飯塚立人
「空地の思想」を譲りわたす⸺川崎市河原町高層住宅団地
戦後を譲りわたす——日本の「モダン・ムーブメント」建築史 岸佑